以前書こうとしていた、ベストキッズオーディションのその後。
あれから僕もすっかり忙しくなって、なかなか書けなくなっていたけど、僕のサイトを見にきてくれる人は今でも「ベストキッズ」や「オーディション」などの単語で検索してきてくれる人が多い(というか、訪問者はほぼそれのみ)。
おかげさまで検索の上位にも上がっているみたいで、ありがたい限りです。
前に3回に分けて書いたのは、オーディションの内容とランウェイ当日の雰囲気、約1年間通ったアカデミーについてだけでした。
だけど、我が子にオーディションを受けさせようと思っている親御さんは、ただオーディションに参加させたり、記念の写真を撮ったりすることだけを考えているんじゃないですよね。
多分、オーディションが実際どうなのかというのと同じくらい、オーディション後にどうなるのかを知りたがっている人も多いんじゃないかと思う。
なので、簡単にベストキッズオーディションの後、どうなったのかを記録として残しておきます。
もちろん、それぞれのオーディションによって流れは違うでしょうし、その後に所属する事務所によっても扱いはかなり変わってくるでしょう。
あくまで「うちの場合はベストキッズオーディションの後、こうなった」ということで、参考になれば幸いです。
オーディションが終わった後はどうなるの?
ベストキッズの場合、約一年間のアカデミー通いを終えた後は、最後の晴れ舞台としてランウェイを歩きます。
このランウェイ、公式ウェブサイトにもあるように、実に30社もの大手芸能事務所のスカウトマンが見守っています(長女が参加した2018年度は24社でしたが、年々増えているようです。それだけスカウトのチャンスも増えている??)。
ここで、ステージ上の子どものパフォーマンスなどがスカウトさん達の目に留まれば、各芸能事務所から面接のオファーをいただけることに。
残念ながらどこからもお声がかからなければ、ベストキッズオーディションでの活動はそこで終了。
ベストキッズ事務局が開催する次のイベントへのお誘いの案内はありますが、それに応募しなければその後の活動は特に何もありません。
強いていえば、ベストキッズオーディションは毎年開催されているので、「今年も参加してみませんか?」の案内メールが来たり、運営会社の写真スタジオ「happilyフォトスタジオ」にて、割引価格で記念写真(七五三など)の写真を撮りませんか?と営業メールがたまに来たりする程度です。
何かにしつこく勧誘されるようなことは全くないので大丈夫。
長女の場合、最後のランウェイを歩いた後、某大手事務所に1件スカウトをいただきました。
実は、スカウトをいただいた事務所には、全くの偶然で私の知り合いがタレントさんのマネージャーとして在籍していることが後に判明。
「長女と面識もあるし、これはもしかしたら…」なんて、夫婦そろって邪な淡い期待を抱いて事務所さんを訪問したのですが…。
そんな期待も虚しく、面接の結果あえなく撃沈しました。
面接の場では、簡単な自己紹介とビデオ撮影などを行い、終始和やかなムードで進行。
事務所の方の質問にもしっかり答えていた長女、特に問題もないように見えましたが… やはり、正式契約に至る面接となるとそう簡単にはいかないものですね。
なので、事務所にスカウトのオファーをいただいたからといって、それだけで浮かれていると肩透かしを喰らいます。
考えてみれば当たり前のことですが、スカウト後の面接と合否の判定はベストキッズ事務局ではなく、スカウトした事務所の判断です。
その事務所のお眼鏡に適わなければ、普通に落とされます。
あくまで機会をいただけているだけで、この辺はシビアに判断されているのでしょう。
実際、事務所にスカウトされるの?
大手事務所のスカウトは、結局ダメだった我が長女。
長女も僕も「最後は届かなかったけど、色々あって楽しかったね」と満足してそれまでの日常に戻り、本来なら、そこで1年間の活動の全てが終了するはずでした。
ところが。
今現在、こうなっています。
実はご縁があって、ベストキッズを主宰している事務所、hirodyさんに所属することになりました。
正式に事務所の所属となってから、定期的にお仕事のオーディション案件をいただいております。
ことのきっかけは、ランウェイでのイベントを終えた頃。
この時期、ベストキッズオーディションに参加している子達に向けて、ある映画のオーディションが進行していました。
長女が通っていた年度以前の子達も参加していたようですから、最初のエントリーは数万人いるのではないかと言われている、かなり大規模なオーディションです。
「お金がかからず参加できるものは、とりあえず何でも参加してみよう」の長女、軽〜い気持ちで応募していたのですが、これがあれよあれよと合格していき、何回かの面接をクリアしていき、とうとう最後の数人の中にまで残ることに。
親としても「最終面接まで来てしまった…。え、映画に出られるかも…?」と淡い期待を抱いて最終面接に挑んだものの…、残念ながらそんなシンデレラストーリーはなかなか転がっているものではなく、最後の最後で惜しくも敗退。
セリフを完璧に覚えて挑んだ長女も「一緒に受けた中にすごく上手な子がいて、思わず「上手いね」って言っちゃった」と実力差を思い知って、素直に白旗をあげて世間の広さを学んだようでした。
実は、このときに色々と長女に良くしてくださったのが、ベストキッズを運営するhirodyのスタッフさん。
そして、ありがたいことに、今現在の長女のマネージャーを担当していただいています。
ご縁というのは、いつどこにあるかわからないものですね。
ベストキッズオーディションにエントリーした当初は、こんな未来はとても予想していませんでした。
次回、契約からお仕事まで
映画には出られなかったけど、思いがけない展開で事務所に所属することになった長女。
次回は、所属する際の契約手続きやその後の活動状況などを、書ける範囲で書いてみます(守秘義務の関係もあるので、あんまり細かいことを書くのはNGなのです)。
「キッズモデルとか子役、エキストラって普段どんな活動をしてるの?」という疑問を持っていた、かつての僕のようなパパ・ママには参考にしてもらえるかも…?
乞うご期待。
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