英語のテスト。
普段、自発的に英語を勉強しているとはいえ、テストを受けるとなると話は違う。
TOEICの勉強はしても、実際のテストは受けたくないというこの僕だ(単に試験嫌いの面倒臭がり)。
おそらく20年ぶりくらいになると思うが、果たして…??
…頑張った。
久し振りに頭をフル回転させた。
少なくとも、普段英語を全く勉強していない妻に負けるわけにはいかない。
20数年前の、大学受験時代に培ったテクニックなども駆使して、何とか全問解き切った。
…結果は割とすぐに出た。
僕の結果は
Written … High-Intermediate(中級者の上)
Speaking&Listening … Pre-Intermediate(中級者の下)
妻は
Written … Intermediate(中級者の中)
Speaking&Listening … Beginner(初心者)
だった。
よし、何とか面目は保ったぞ(レベルの低い争い)。
ちなみにテストは子供たちも受けさせられた。
男はともかく、長女は何やらされたかすら分かってないと思う。
テストが終わったら、今度は買い出し。
先生とスタッフさんに付き添われて、日用品などの買い出しにロビンソン・プレイスに向かうことになった。
ロビンソンは昨日行ってるけど、色々レクチャーを受けながら買い物するのもまた違った経験だろう。
買い出しでは、トイレットペーパーや食料品、不足があれば筆記用具なども買う。
留学初日にそれらのもの(食料品を除く)は一通り配られるのだが、滞在中になくなったらその都度配給されるかというと、当然そんなことはない。
人によって滞在期間は異なるし、前述のとおり留学は旅行ではない。
部屋もホテルのように一晩寝たらアメニティ一新、シーツも新品にということはないのだ。
そういう事情や、現地の物価を肌で感じて生活に慣れるために、初日に日用品の買い出しに行くのだそうだ。
買い物と合わせてそれぞれの顔写真を撮る。
写真はIDカード(要は学生証)の作成に使う。
学生証って何に使うんだろう、そんな自分の身の上を証明する機会なんてあるの?と思っていたが、これが結構あった。
たとえば、スーパーマーケットなどでクレジットカードを使う時には必ずと言っていいほど「Do you have ID?」と言われて提示を求められる。
出さなければ、本人確認ができないのでクレジットカードは使えない。
これはそれだけカード詐欺が多いということか。
ちなみに、ドゥマゲテではVISAやMasterだけでなく、JCBも普通に使えるところが多かった。
滞在中、いつ何時、現金が必要になるか分からなかったので、僕はカードが使えるところでは極力カードを使った。
悪用されるのが怖いから、目の前でチェックする場所以外では出さなかったけど。
そうして買い物を済ませた僕らは、寮のあるSPEAへと戻ったのであった。
今日から食事は寮の食堂、生徒みんなで食事だ。