親子留学

【親子留学29】ドゥマゲテ(ジムでのインタビュー)【フィリピン】

カール先生の知り合いのトレーナー、スティーブを待ち続ける僕。

気が付けば、約束の時間を40分以上過ぎている。

 

困った顔をしているカール先生。

「すまない、ちゃんと約束していたんだけど、来ない。携帯にかけても出ない」

うんうん、すっぽかされたんだね。

予定を30分くらい過ぎたときにそんな気はしていたよ。

なら、予定を変えよう。

キックボクシングのトレーナーじゃなくてもいいや、他の人はいないかなと見回すと…

ひと際でっかい身体をした男性が、いた。

危険な地域にたむろってそうないでたち。

マークさん。

何とこのジムのオーナーの息子さんとのこと。

お父さんの影響でトレーニングを始めて、少し前まで、ボディビルのトレーニングで海外留学していたそうだ。

いわゆる筋肉留学というやつか。

 

このマークさん、大きな身体で目つきも鋭いのだが、非常に穏やか。

こちらの質問にもとても丁寧に答えてくれる。

街で出会ったら絶対にこちらから話しかけないオーラが出ているが、人は見かけによらないものだなぁと改めて思う。

 

こうして僕の2回目のアクティヴィティは終了した。

正確にいうともう一人、女性のトレーニーにもインタビューしたのだけど、同じような回答だったので割愛。

一人黙々とトレーニングしていたナターシャさん。

ちなみに、キックボクシングのトレーナー、スティーブは最後まで来なかった。

日本なら「何で来ないんだよ」となる気の短い僕だが、そこはフィリピンにいるからか、全く気にならなかった。

あぁ、急用でも入ったのかな、大丈夫かな、途中で事故に遭ったりしたのでなければいいけどな、と自分でも不思議なくらい穏やかな気持ちでした。

 

やはり、日本の生活はイライラしすぎているように思う。

住む場所が違うと、人はこんなに優しく穏やかになれるものなのか。

 

そして、翌日のプレゼンテーション。

前回よりは落ち着いて発表でき、英語も単語やフレーズではなく、センテンスで言えたような気がするが、やっぱりまだまだでした。

ただ、2週間が経って、最初の頃より自分でも上達を実感できるくらいにはなってきている。

来週の最終プレゼンに向けて、ラストスパートだ!

食後のデザートにスイカを食べる長女。

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