親子留学

【親子留学22】ドゥマゲテ(休日に繁華街へ)【フィリピン】

前日に初めてのプレゼンを終えて、初めて迎える週末。

当初の予定では、黒魔術の島と呼ばれるシキホール島に一泊で行くことになっていた。

 

ところが、前述のように長女が発熱。

熱自体はすぐに下がったんだけど、病み上がりの5歳児を連れて泊りで行くのは厳しいかなと思い、大事をとって船をキャンセル、予定を延期していた。

 

…のだが、当の長女は土曜日にはもうケロッとしていた。

とても部屋で大人しくしていられるようなテンションじゃない。

サイヤ人並みの回復力。

という訳で、僕ら家族はドゥマゲテの繁華街に繰り出した。

軽くショッピングでもして、何か現地の美味しいものでも食べよう。

雲は多いけど気持ちの良い天気。

僕らが最初に向かったのは、リサール通りという海岸線。

そう、ここは忘れもせぬ、あのグロテスクなフィリピン名物「バロット」と最初に出会った場所である。

この辺りは夕方になると路上のお店や屋台などがたくさん出てくるのだけど、昼間はお洒落なレストランやカフェなどが並ぶ、とても奇麗なエリアなのだ。

 

そして、この辺で知らぬ者はいないほど有名なのがここ、サンズリバル

通りを歩いてると絶対に目に入ります。

サンズリバルというのはお店の名前なんだけど、実はケーキの名前でもあるらしい。

フランス語で「ライバルなし」という意味だそうだ。

 

メニューにはパスタ、ピザと色々ある。

肉料理やスイーツなども一通りそろっているので、何を選ぶか迷うくらい。

「こっからここまで買って」という無茶な要求をする長女。
チーズケーキとカフェオレ。

子ども達の強い要望でスイーツ。

…ちょっと注文しすぎじゃない??というくらいオーダー。

「美味い!もう一個!」と襲い掛かる長男とそれを阻止するママ。

正直フィリピンでこんなに美味しいお店に出会えるとは思ってなかった。

そして、驚くほど安い。

ドゥマゲテに来たら、絶対に行ってみてほしいお店だ。

 

軽く腹ごしらえをした僕ら一行は、スマホの地図を見ながら散策することにした。

シアトルの時も思ったけど、スマホの地図は最早海外で欠かせないツールだ。

初めての場所でも、まず問題なく辿り着ける。

 

今回使ったのはMAPS.MEというアプリ。

SPEAに到着してすぐに、日本人スタッフのコウジロウさんに教えてもらったアプリだ。

Wi-Fi繋がってなくても、事前に地域のMapをDLしておけばオフラインでもGPSで使うことができる。

日本からWi-Fiを持ってきていない僕らにとって、大変に助かるアプリだった。

おススメです。

 

スマホ片手にブラブラしていると、結構この辺にお店が密集していることが分かる。

Bo's Coffeeってここにあったのか」「ドゥマゲテで有名な日本料理店のミフネって、こんなに近くだったんだ」「あっ、ここってアクティヴィティで来たCHAPTERS CAFEだ」「おお、あそこは最初の頃に来たベルタワーじゃないか」などなど。

 

そうしてひとしきり歩き、再び空腹となった僕らが次にやってきたのは、妻が前から目星をつけていたJo's Chicken

入り口はバイクだらけ。

頼んだのは鶏の胸肉とモモ肉を串にさして焼いたものと、フィリピンで有名なスイーツ「ハロハロ」。

チキンに…
ハロハロに…
さっき食べたばかりなのに良く食べる子ども達。

やっぱり値段は安く、味は美味しい。

何で日本にフィリピン料理のお店があんまりないのか、不思議。

タイ料理やベトナム料理は、都内にはゴロゴロしてるのに。

味は濃いめだけど、香草とかを使わない分、絶対日本人の口にも合うと思うんだけどなぁ。

 

そうやって食べ歩きを終えた頃、長女の体調は「ホントに熱出てたっけ?」というくらい元気で、有り余る元気パワーで長男と喧嘩するほどになっていた。

こりゃ明日の日曜日も引き続きどこかに連れていかないと、大人しくじっとはしていられないわ。

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