親子留学

【親子留学34】ドゥマゲテ(子ども達が現地校を卒業)【フィリピン】

家族留学最終週。

来る前は「一か月近くフィリピン行くなんて長いなぁ、家族全員で行くなんて大丈夫かなぁ」と思っていたのに、過ごしてみると毎日があっという間で、帰国まであと数日になってしまった。

その間、肝心の英語力はどうなったのか?

個人差も大きいのだろうけど、僕の場合はフィリピンに来る前と日本に帰る直前では、比較にならないくらい先生方の話していることが理解できるようになったし、自分でも喋れるようになった。

家族との会話も、長女を除いて英語縛りにしたりしていたので、このまま続けていれば家族全員、日常会話は何ら問題なくこなせるようになったと思う。

 

特に長男の英語力は、親の僕がビックリするくらいの驚異的な伸びを見せた。

バディティーチャーと一緒に卒業式用のスピーチの練習をしたんだ、というから試しにやらせてみたら、何も見ずに一分くらい流暢に喋り始めたので本当に驚いた。

長男は、シアトルに行く時に軽く挨拶の仕方を学んだ程度で、日本にいる時はほぼ英語の勉強なんかしていない。

こちらに来てからも、ひたすら英会話レッスンをしてた訳でもなく、半日の授業の後は毎日くたくたになるくらい飛び回って遊んでいた。

それなのに、ちゃんと単語を覚え、文法を理解し、スピーチまでできるようになってしまった。

そして、帰国してから長男は小学3年生なのに英検5級に挑戦し、見事合格してしまった。

環境ってすごい。

それ以上に子どもの吸収力ってすごい。

こんなに楽しくて、子ども達も自分も成長できるのなら、いっそこっちに住んでしまいたい…。

そう思わずにはいられなかったが、無情にも日本に帰る日は1日1日と近づいてくる。

とうとう、長男と長女が通った学校「サウスデール」から卒業する日が来てしまった。

 

その日、サウスデール・インテグレーテッド・スクールは、「みんなでハワイアンな格好をしてパーティをしよう!」というちょっとしたイベントが開催されていた。

長女の通ったクラス。

クラスのみんな全員が「僕の(私の)考えるハワイアン」な格好で学校に来ている。

簡単に授業を終えたら、全員でファッションショーのようなことをやるらしい。

日本だとあんまりこういう文化はないんじゃないかなぁ。

こちらは長男のクラス。

全学年一緒にやるイベントのようなので、長男のクラスの子達もみんなハワイアンだ。

長男はあんまりこういった文化になじみがないのか、はたまた親が自分のクラスに現れて照れ臭いのか、なんだか微妙な顔をしている。

多少英語が分かるようになったとはいえ、同じくらい年齢の子が話す英語は長男の理解力お構いなしのスピードなので、日本の小学校でのコミュニケーションとは全然違うだろうし、考えてみたらよく頑張って3週間も通ったなぁ。

えらいぞ。

イベントは屋外でやるらしい。

何やらみんなぞろぞろと出てきたぞ。

長女は身体が小さいので、こういう時は大抵皆既日食のように隠れるか、人並みの中に紛れ込んで分からなくなってしまう。

「我が娘はどこだ…?」と探していたら、居た居た、頭一個分ちいちゃい女の子が出てきた(笑)。

生徒全員が外の席に着いたところで、先生のマイクパフォーマンスと同時に音楽が鳴り、ショーが始まった!

言葉も分からない、踊りも分からない、イベントの流れも分からない状態で、よく頑張りました(^^;)

一方、長男はこういうイベントが恥ずかしいお年頃なのか、ポーズをとったりはせず、直立不動だった。

前に出ようとしない…。

保育園の頃はいつも前へ前へと出ていき、目立つことだ大好きだった長男は、小学校に入ってから急速にその勢いが衰えていき、今ではこういったイベントをあまり好まなくなった。

同じ年頃のフィリピンの子達は、どの子もガンガンに自分をアピールしている。

何だろう、この違い。

小学生になって、日本人特有の「目立たず、他の子と同じがいい」という悪い文化に染まりつつあるのかな…そうなってないことを祈るけど…。

 

ともかく、イベントは保護者も大盛り上がりで終わった。

終わってすぐ、長男にしては珍しく、僕の胸に飛び込んできた。

初めての地で、言葉も通じない中を3週間頑張ってきた息子が何だか無性に愛おしくなり、僕も珍しく全力で抱きしめた。

よく頑張ったね。

お世話になった先生と一緒に。

今日で卒業なので、先生方がわざわざご挨拶に来てくれた。

初めてのフィリピンで、初めての現地学校で、子ども達も緊張したと思うけど、親の僕らも「大丈夫かな…」と当初は不安でした。

最初で最後のご挨拶になっちゃったけど、優しそうな先生方で本当に良かった。

長女からの別れのキス。

言葉も文化も肌の色も違う人がたくさんいる。

良い奴もいれば、意地悪な奴もいる。

でも、それが当たり前、それが普通で、そんなのは国籍や肌の色が原因じゃない。

子ども達には、たくさんの違いを受け入れて、色々な経験をして、その中でたくましく生きる術を身につけていってほしい。

君ら子ども達が小さなうちから、たくさんの経験を積む環境を提供することが、僕が君達に残せる最大の財産だと思うから。

Thanks , Southdale !!

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