イベント 子どもの遊び場

【親子自然体験】東京で田植えをしてきました。

普段、我々日本人が毎日食べているお米。

そんなお米がどうやって作られているのか、皆さんのお子さんはご存知ですか?

お米大好き姉妹。

試しに我が家の子ども達に聞いてみたところ、「わかんなーい」との回答。

これはマズイ。

こんな身近な食べ物、日本人のパワーの源ともいえるお米について知らないようでは、美味しいご飯を食べる資格はない。

そう思った僕は、6月も半ばに差し掛かったある日、家族で都内のとある場所にて田植え体験をしてきました。

新型コロナでまだ緊急事態宣言解除されていないけど、自然が多くて人が密にならない場所なら良いでしょう、ということで。

場所

タイトルにあるとおり、今回僕らが行ってきたのは東京都内での田植え経験。

駅前だけど静か。

拝島駅。

J R線と西武線が乗り入れていて、1日に平均して3万人前後の人が利用しているらしい。

新宿駅から中央線で特快に乗れば、40分程度で着いてしまう。

東京といっても、意外と近くで田植え体験できるもんです。

拝島駅南口からバスに乗り込む。

拝島駅からは目的地まではバスで行くことに。

運動不足解消も兼ねて徒歩で向かってもよかったのだが、「歩くと50分はかかるみたいよ」という妻の忠告に素直に従い、バスに揺られること10分。

本数少ないのに貸切状態のバス。

僕らは「高月集会所前」という停留所に到着した。

ここ高月町は水質がとても良く、都内最大級の田園風景が広がる場所として有名らしい。

 

バス停の目の前には、圓通寺という立派なお寺さんがある。

なんでも春になると本堂前に大きな桜が咲いてとても綺麗とのこと。

それ以外は…周りには特に何にもないな。

スーパーやコンビニもない。

ここに来る時には、事前準備をしっかりした方が良さそうだ。

いざ、田んぼへ!

「あっ、田んぼだ!!」

子ども達の第一声がこれである。

田舎育ちには何も珍しくない風景なのだが。

聞いた僕らはビックリしたが、生まれた時から都会で過ごしてきた子ども達にとって、田んぼはそれだけで新鮮なものなのだ(だって自宅の周りには畑の一つすらないからね)。

幼少時代を田舎で過ごした僕と妻には考えられないけど、都会の子にはこれが素のリアクションなのだと改めて考えさせられてしまった。

田植えだけでなく、虫捕りもしたい兄妹。

やっぱり、こういった自然体験や体験学習は親が意識的に機会を作ってあげる必要がありますよね。

経験の少ない子ども達には「都会」と「田舎」がどう違うのかも分からないし、テレビで観たり本で読んだりするだけだと想像力にも限界がある。

実体験として自分の身体で感じることは、生きていく上で絶対に有益だと思う。

田植え開始!

そもそも皆さん、田植えってどうやっているかご存知ですか?

規則正しく苗が植えられている水田を見て「綺麗だな〜」と思うことはあっても、それがどうやって植えられているかを考えたことってあります?

 

実はこうやって植えるんです。

何か紐状のものが。
等間隔に赤い玉が付いていて、幅もバッチリ。

端と端にピンと紐を引っ張って、その線に沿って植えていきます。

なるほど、こういうシステムになっているのか。

全部が全部こうやっている訳じゃないと思うし、機械でガンガンに植えたり熟練した農家の方が感覚オンリーでやったりしてることもあると思うけど、こうやって紐に沿って植えていけば僕らのようなド素人でもきちんと植えられるよね。

シンプルだけど納得。

横一列に並んで黙々と植えていく。

田舎で子ども時代を過ごした僕も実際に稲の苗を植えたことはないし、トラクターでおじさんが行き来しているのしか見たことないから、手作業で規則正しく稲を植えるやり方なんて知らなかった。

いや、知ろうともしてなかったな。

普段、毎日食べているお米なのに。

農家の皆さん、ごめんなさい。

キャッキャ言いながらも真面目に植えてます。

田植え終了!

こうして一列に並んで、端から端まで稲の苗を植え切った僕ら。

出来上がりを見ると、なんとも綺麗で気分が良い。

子ども達も一仕事終えて、たいそう喜んでいます。

端から端までのローラー作戦。

「今度来る時は稲刈りの時だね」なんて話してる。

確かに次は稲刈りなんだけど、それまでの間ずっと田んぼをほったらかしにしていられる訳じゃなくて、実際は日々農家の人たちが稲がしっかり育つように見守り、手入れをしてくれている…。

まあ、そこまで子ども達がやるのは難しいから、それは後で言って聞かせてあげよう。

農家の人は晴れの日も雨の日も毎日稲の手入れをして、とても大変なんだよと。

何か分からないけど虫もGET。

川遊びへ

田植えが終わった子ども達、「近くに川があるけど遊びに行く?」というお誘いにすぐ飛びついた!

良い感じの川が近くに。

田んぼのすぐ近くにあったこの川は流れも緩やかでとても浅い。

よく見れば小魚もいるみたいだし、周りには昆虫なんかもいて子どもが遊ぶにはもってこいの場所だ。

田植えで汚れた手足をそのまま洗い流せるのもいい。

海パンじゃないのに躊躇なく腰まで浸かる長男。

コロナの影響で海水浴やプールを著しく制限されている子ども達は、ただずぶ濡れで遊ぶだけでも楽しそう。

外出自粛続きだと、こうやって「水に足を取られながらバランス感覚を養う」「水の流れを肌で感じる」という生きていく上で欠かせない経験すらできなくなってくるから、服の汚れなんて気にせずに存分に遊んでほしいな。

持っていくと便利なもの

今回、3〜4時間をかけて田植え体験をさせてもらった僕ら。

暑くて大量に汗をかくので水分補給をしっかりするのは当然だけど、日陰のない田んぼで大敵なのは日焼けだ。

天気が曇っているようでも紫外線はガンガンに降り注いでいるので、大人も子どもも日焼け対策をちゃんとしておかないと、後々後悔することになる(僕はおっさんなので日焼け後にシミとか出来てもいいけどね)。

ただ、日焼けもそうなんだけど、場所が場所だけに虫除けもしておかないとこれも後で肌が大変なことになる。

いつも子ども達に塗るときに「日焼け止めが先か?虫除けが先か?というか、一緒に塗ってちゃんと両方効くのか?」なんて思ってたんだけど、調べてみたらこれが同時にイケる代物があった。

やっぱり「虫除けと日焼け止めを同時にやりたい」って要望は皆んなあったらしい(笑)。

100%天然由来の成分なら安心だろう、ということで今回使ってみたら、しっかりと子ども達の肌を守ってくれたようです。

僕のように「別々に塗るより一回で済ませたい!」と思っている、横着合理的な方にはオススメです。

終わったら水ですぐに洗い流せます。

まとめ・都会の子どもよ、一度は田植えを体験してみよう!

嬉々として田んぼに入っていき、じっくりと田植えに参加する子。

3人の中で一番ガンガンに植えていた長男。

最初大人にしがみついて離れなかったけど、そのうち馴染んで最後には笑顔で稲の苗を植えられるようになった子。

腰が引けすぎていてまともに歩けない長女。

「臭い、汚い」と早々に離脱し、離れた場所から他の子が田植えをしているのを眺める子。

「臭くてヌルヌルするの…」とご機嫌ナナメの次女。

みんながみんな、ちゃんと田植えをできてはいないと思うけど(笑)、今回の田植え体験はとても貴重なものでした。

 

日本人が2000年以上前から口にしているお米。

でも、都会育ちの小さな子は下手すると「茶碗に盛り付けられたお米」「おにぎり」「お弁当の中のお米」この3パターンくらいしか見たことないんじゃないかな。

普段食べているご飯が、どんな場所でどうやって作られていて、作るためにどれだけの労力がかかるのか。

一つ一つの食べ物を口にするとき、その裏で支えてくれている農家の人たちの顔を思い浮かべて大切に食べるような、そんな人間になれるように子ども達を育てたいなぁと僕は思うのです。

 

ぬかるみに足を突っ込んで苗を植えるという、作業自体は結構な重労働である田植え体験。

にもかかわらず、参加したみんなが口を揃えて「楽しかった!また来たい!」と言っていたのが印象的でした。

また来ようね。

美味しく育ってね。

今回お世話になったのはこちら 〜森田屋米店〜

今回、僕らが田植えをするにあたってお世話になったのが森田屋米店さん。

店内にはたくさんのお米が山のようにあります。

大正15年創業という超老舗のお米屋さんです。

僕ら家族は最初スーパーでそれなりのブランド米を買って食べていたんだけど、森田屋さんに出会ってからというものの、もうスーパーのお米は買えなくなってしまいました。

だってその場で精米してくれるし、玄米〜○部つき米〜無洗米まで、細かいオーダーにも全て応えてくれる上にものすごく安いんです。

安価なものから高級なお米まで。
犬用のお米だってあります。

今回の田植えツアーは、森田屋さんの「生産者の気持ちを直接伝え、ひと粒のお米が食卓へ並ぶ感動を一緒に体験してほしい」という想いから企画されているもので、毎年開催されているとのこと(ただし、このようなご時世なので今回は規模を縮小して少人数で実施されました)。

僕らが植えた苗は「東の都米」といって、日本ギフト大賞を受賞した大変貴重なお米らしい。

在りし日の看板犬「のの」ちゃんと長女。

扱っているお米は、農家さんから厳選して直接仕入れているコダワリのお米。

また、お米だけじゃなく日本酒も貴重なものがたくさんあり、どれも美味しくて安いので、東京にお住まいの方はぜひ行ってみて下さい。

遠くて行かれない人には通信販売もあるようです。

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