6日目の朝。
5日間泊まったこのおうちとも、いよいよお別れ。
起きると、息子が他のパパと一緒に朝食を作っていた。
どうした、息子よ。
日本だといつも寝起きが悪くて、朝食のお手伝いどころか自分の着替えもなかなか出来ないのに。
やっぱり、シアトルに来て目覚ましく成長を遂げたね!!
自分で荷造りをさっさと済ませ、家の周りで写真を撮る余裕まである。
いつもなら出発ギリギリまでバタバタしてることが多いのに。
「パパ、いいところだったねぇ」なんて言ってる。
そうか、そういう言葉が出てくるってことは、この5日間は君にとっても良い想い出になれたんだね。
後ろ髪を引かれる思いで、5日間過ごした家を出発。
途中で、日本にいるママとばぁばに絵葉書を出す息子。
宛先だけ僕が書き、文面は全て息子が書いた。
このハガキ、僕らが帰国して一週間くらいしたら届いたんだけど、何と宛先の名前が書いてなかった!(笑)
息子の字で、それぞれ「ママへ」「ばぁばへ」と書いてあるだけ。
僕も住所を英語で書いただけで満足して、うっかり送り先の名前の記載を忘れてたらしい。
住所にマンションの号室まで書いてあったから届いたんだろうけど…郵便局の配達員さん、ごめんなさい。
さて、これから車で2時間半くらいかけてマウントレーニアへ行くことになる。
マウントレーニアってどんな山?という人は、コンビニへ行ってこのコーヒーを探してみてください。
実は、私も今回登るまで、どんな山だか知りませんでした。
Wikipediaで調べてみると、レーニア山は「アメリカ西海岸の北部ワシントン州にあり、カスケード山脈の最高峰である成層火山である。高さは4,392M」とある。
…4,392M?
そんな高いの?
4,392Mといったら、富士山より高い。
僕は今から20数年前の大学生の時、アフリカのキリマンジャロに登ったことがある。
あの時は高山病で死にそうになった。
防寒着も用意してないし、そもそも1日やそこらで登れる高さじゃないし…などと考えながら確認してみたら、さすがに山頂までは行かず、トレッキングコースとのことだったので一安心。
というより、僕が行程確認を怠りすぎだ。
レンタカーを走らせること2時間ちょい、幸運にも交通渋滞に巻き込まれることもなく、僕らはマウントレーニアの近くに到着した。
リフレクション・レイクス。
天気はとても良かったけど、残念ながら逆さレーニアは見られず。
そして、いよいよマウントレーニアへ!!
これから半日ほどかけて、レーニア山を登ります!
つづく!