雑感

【習い事】必死になってる子どもの試合は感動します【小学生】

小笠原旅行記を書いて、しばらく何も書かない日が続いた。


別に書くのが面倒臭くなったとかではなく、今月末に息子と行くアメリカ2人旅の準備などで少々忙しかっただけなのだが、久し振りにblogを開いてみると、いきなりアクセス数が100近くなってる日があった。
何も更新してないのに、何で??

通常、このblogの1日のアクセス数なんて5~10くらいのもので、ほぼ人間の目には触れていないものと思っていた。
なので、何か思い付いた時や、自分で記録しておきたいと思ったこと、書くことで自分の頭の中を整理したい時にblogに綴っているだけで、言ってみればただの日記でした。

ところが、こんな私の駄文を読んで下さっている方がいらっしゃる(かもしれない)ことで、何だか謎のやる気がフツフツと湧いてきた。
よし、明日から行く息子とのアメリカ2人旅の最中も、マメにblogを更新するぞ。

 

さて、今回は、以前に書いた子どもの運動についての続き。
先月のことだけど、息子がやっているブラジリアン柔術の大会があった。
東日本キッズ柔術選手権だ。

 

息子は僕に似て、運動神経が鈍い。

走るのは超がつくほど遅く、反射神経は恐竜並みで、持久力もない。

通知表の体育の成績は「もっと頑張りましょう」だらけ。

この状態をどれだけ改善させるかも、育休中の僕の課題。

それこそ、息子と正面から向き合って、二人三脚で何とか変えようとしている毎日だ。

 

そんな中で、今回の柔術の試合である。

ブラジリアン柔術というのは、簡単にいうと柔道の寝技メインのような格闘技。

ただ、柔道と違うのは、幼い子どもであっても互いの首を絞めたり、関節技を極めたりして勝敗が決まる。

そういうのがダメな人は「子供にそんなことをやらせるなんて野蛮な!」と思うかもしれないが、身体と身体の取っ組み合いの中で育つものもあって、最近ではキッズの競技人口も増えている。

 

最初の頃はゴロゴロ転がったり、マットの上を逃げ回ったりしているだけで、全然真面目に取り組んでいなかった息子。

過去に3回ほど試合には出てみたものの、当然、勝ったことはない。

そんな息子の、今回の試合がこちら。

黒い道衣を着ているのが息子である。

…お父さん、本当に感動しました。

もうね、最初の段階で「あー、やっぱ今回もダメかぁ…」と思っちゃってました。

首絞められて苦しそうにしている息子の顔を見ているのもツラいし、まぁ今回ダメでもまた次頑張ればいいや、と父親の僕が早々にあきらめてました。

ところが、君は最後まであきらめず、ピンチを切り抜けた後はしっかり自分の得意なパターンにもっていき、見事な逆転勝利を掴み取りました!!

一本勝ちしてレフェリーに手を挙げられた君の姿を見て、撮影している手が震えたよ。

勝った後も、落ち着いて相手と握手を交わし、ちゃんと相手の選手のセコンドに挨拶に行って、礼を尽くしていたね。

立派でした。

 

今回の件は、息子がやってる習い事の試合で初めて勝ってくれたという、言ってみればただそれだけのこと。

でも、僕の中では深く感動し、また考えさせられる出来事でした。

7歳の子供でも、こうやって最後まであきらめないで戦って勝ったんだ。

父親の僕も負けちゃいられない。

本当にそう思う。

 

ちなみに、この4月からの親子での特訓の成果が出てきたのか、先日息子が持ち帰ってきた一学期の通知表からは、体育の「もっと頑張りましょう」が全部消えていた。

ちょっと肥満気味だった体型も、今では引き締まって逞しくなってきたように見える。

育休が終わる頃には、君はどうなっているのかな。

一緒に頑張っていけるといいな。

親子練習でコミュニケーション。

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