2週目のプレゼンが終わって、翌日の土曜日。
この日は、先週行く予定だったシキホール島に行くことにした。
同時期に滞在しているM山さんファミリーと一緒だ。
シキホール島。
ちょっと前まで、現地の人から「黒魔術や魔女の島」として恐れられる有名な島と聞いている。
ちゃんと呪術師もいるのだが、人によっては普段着で、島の中を自由に移動しているため、その辺の人と見分けがつかないという噂も聞いた。
そんなのどうやって見つけるんだ??
M山さんファミリーと一緒に、まずはフェリー乗り場へ。
シリマン大学の近くにあるフェリーポートから、シキホール島行きのフェリーに乗る。
船内はこんな感じだ。
子ども達が船内でおとなしくずっと座っていられる訳もなく、どうしても一緒に遊び始めるが、そこはフィリピン、誰も我々を咎めたりはしない。
日本でこんな座席の座り方していたら、必ずどこかから冷たい視線が突き刺さるだろう。
でもこれ、旅の恥はかき捨て、というやつじゃないんです。
子ども連れてる現地のフィリピンファミリーも大体こんな感じ。
必要以上にバカ騒ぎしなければ誰も気に留めたりはしません、だって子どもは基本的にそういうものだから。
そして、シキホール島に到着。
所要時間は、運航会社の船にもよるのだけど、大体2時間前後といったところ。
まずは食事をとろう。
という訳で、僕ら一行はシキホール島のイタリアンレストラン「MARCO POLO」へ向かった。
テーブルに案内されると、見えてくるのはこのヤシの木。
「ほらほら、インスタ映えするよ、是非撮ってUPしてくださいよ」と言わんばかりの佇まいだ。
ここは一つ、先っちょの方まで登って写真を撮るべきかと思われるが、実際に近づいてみるとこれがもうかなりの高さ!
高所恐怖症の僕には絶対できない。
では、小柄で猿のように身軽な長女あたりを・・・とも思ったけれど、この高さから万が一落ちて、下でキャッチできなかったら怪我するな。
という訳で、インスタのために無謀な写真を撮るのは中止した。
MARCO POLOはオーナーがイタリア人らしく、どの料理もフィリピンの田舎町とは思えないクオリティの高さ!
ドゥマゲテでも何回かイタリアンを食べたが、残念なことにフィリピンのパスタは大体麺が柔らかすぎるものが多い。
ここMARCO POLOのパスタは絶妙な感じのアルデンテで、リーズナブルな上にとても美味しい。
かなりおススメです。
お店の周りには色々な生物がいて、子ども達も遊べます。