小笠原へ行こう

【小笠原】地上の楽園、南島へ行こう!【6】

4日目。

小笠原での最終日。

この日は、今回の旅のメインともいえる南島に行くことにした。

 

南島

テレビなどで小笠原が紹介されると、必ず映るあの島である。

国立公園に指定されており、1日の上陸人数は100人まで東京都認定ガイドの同行が必須、島内の滞在時間は2時間以内、当然のことながら島内の全てのものは持ち出し禁止

本島から小笠原に来るのもハードル高いけど、南島上陸はさらにハードルが上がります。

 

まずは申し込んだツアーの待ち合わせ場所へ。

僕らがお世話になったのはピンクドルフィンさんという船です。

文字通り、ピンクの船に乗り込んで、南島を目指します。
途中、いくつかの岩山を通り過ぎ…
…しばらく行くと、イルカの群れに遭遇!
一気にテンションが跳ね上がる子ども達。

野生のイルカさんに出会って、子ども達のテンションはいきなりMAXに!!

水族館のイルカじゃなくて、自然の中の野生のイルカを見るのは初めてだもんね。

てか、パパも初めてだわ。

仲良く並んで及ぶ2頭のイルカ。
船で近づいても逃げずにゆっくり悠々と泳ぐ。
船から落ちそうになるくらい身を乗り出して、イルカに話しかける子ども達。
どんどん集まってくる。
下ばっかり向いている長男。

…はい、事前に予想したとおり、足元ゆらゆらする中で下ばっか見てた息子は、船酔いであえなくダウンしました。

ぐったりしてピクリともせず。

一方、4歳の長女は元気そのもの。

パパもママも小さい頃は乗り物酔いしまくる体質だったんだけど、長女は過去一度も乗り物酔いしたことがない。

ポールダンスを始めるほど元気。

そうこうしてるうちに、南島に近づいてきた。

岩場みたいなところに船を着けて上陸、しばらく歩いて振り返ると…

上陸して振り返るとこんな感じ。

灼熱の暑さの中、とりあえず南島で一番高いところを目指して軽くトレッキングを開始!

しばらく歩くと…

見えてきた!
この光景は…

この景色は、写真やテレビで見たそのまんま!!

ついに来た!!

有名な景色を前に家族で一枚。
でも長男はまだ船酔いでダルダル。
ビーチまでの道のり。

ビーチまでは非常にシンプルな道のり。

上陸した後は左から来て、T字路を真っ直ぐ行けばそのままビーチ、右折して岩山を登れば、この一望できるポイントに来られます。

焦る気持ちを抑えて、転ばないようにゆっくりと降りて…

降りる途中には、卵を温めているミズナギドリさんがいたりするので、邪魔をしないようにそぉーっと。

ミズナギドリさん。
卵がぽつんと。

そうして、岩山を降りると。

さっきより近い!

とうとう来ました!!

先ほどまで居た先客は、既に居なくなってます。

滞在時間の2時間を過ぎたのでしょう、今が貸切チャンス!!

ビックリするほど透明な水。

何だこのビーチは!!

天国みたいだ!!

沖縄の宮古島行った時も感動したけど、南島は来るまでのハードルが高かったせいか、感動はあの時以上だ!!

お魚もうようよ。

とにかく透明な水!!

温度もぬるま湯に近くて気持ちいい!!

目の前をスイスイ泳いでいくお魚。
お魚を追っかけ回す長女。

海でお魚に夢中な長女を尻目に、長男は生き物探しに夢中。

ここにはヤドカリやカニがたくさんいます。

じっくり見て捕まえる。
ヤドカリさん。
ちょっと大き目なカニさん。

そうやって、家族全員でシュノーケリングや生き物探しを楽しんでいると…

長男以外、海に入りっぱなし。

制限時間の2時間があっという間に来てしまいました。

残念だけど、これで南島とお別れです。

来た道を引き返し、船に戻る。

あっという間だったけど、本当に感動したよ。

バイバイ、南島。

船から見える景色。

帰りの船から、ハートロックの写真をパチリ。

真ん中の部分がハートの形をした岩になっています。

でっかいハート。

今回の南島ツアー、小さい子供がいたら一日コースはキツイと聞いていたので半日コースを選択したのですが、過ごしてみるとあっという間の半日でした。

本当に夢のような島。

生きているうちに、もう一度ここに来ることができるかなぁ。

 

そして、我らは父島に戻り、帰り支度をしておがさわら丸に乗ることになります…。

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