算数専用のタブレット教材RISU。
全体の概要については最初の記事で紹介したので、今回は実際に子どもが使ってみてどうだったのかを更に詳しく書いていきます。
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【算数】小学生と保育園児がRISUタブレットを体験【レビュー】
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最後は未就学児の次女。
まずはその特性についてご紹介します。
- 4歳の保育園児。
- パパのiPadを借りて知育ゲームをしたり、YouTubeを見たりすることはあるが、タブレット教材を使って勉強したことはなし。
- 特にお稽古事や教室には通わせておらず、勉強らしい勉強もしていない。
- 自分から興味を示したこと(字の読み方や数の数え方など)は親としてなるべくサポートするようにしている。
末っ子なので、お兄ちゃんとお姉ちゃんのやることには興味津々。
親から働きかけて先取りの勉強させたりとか、そういうことは普段特にしていません。
普通に保育園に通っているお子さんがいて「小学校に上がる前に少し算数やらせた方がいいかな?」と考えてらっしゃる方には、参考にしていただけるかと思います。
入っていたもの
RISUきっずの教材として送られてきたのは、以下の内容です。
- タブレット(カバー付き)
- タッチペン(2本)
- 充電器
- MicroUSBケーブル(2本)
- RISUの簡単な説明や特典などが書いてある冊子数枚
RISUきっずも、兄姉に送られてきた内容と一緒でした。
RISUきっずもRISU算数も、内容物に違いは全くないということですね。
操作性
次女はiPadで指先を使った知育ゲームなどはやりますが、それ以外の経験はありません。
普段手にしているのもタッチペンではなく、クレヨンや鉛筆です。
そんな未就学児の彼女にとって、RISUきっずの操作性はどうなんでしょう。
やっぱり初めてのタブレット教材なので、最初は少し戸惑いがあったようです。
「うまく書けない」と僕に言ってくることがしばしばありました。
ただ、ちょっとコツを教えてあげる(ペン先が画面に触れている時に指で画面を触ったりしないことなど)と、すぐに1人で進められるようになりました。
最初のうちは親が横で一緒に取り組んであげると、子どもが慣れて自分でやりだすまでの時間が短くなると思います。
未就学児だと、まだ字が読めないお子さんが普通ですよね(次女も正確には読めません)。
でも大丈夫、RISUきっずについている「読み上げ機能」がかなりゆっくりと問題文を読み上げてくれます。
独特な音声なので(笑)、もう少し自然な読み上げの方が良いかなとは思いますが…。
一つだけ、僕が見て「ちょっとここは改善した方がいいんじゃないかな」と感じたのは、入力するマス目の大きさ。
未就学児用のRISUきっずなのに、マス目の大きさは小学生用のRISU算数より少し大きいくらいで、保育園児には割と小さめです。
小さな子にとって、小さなマス目をポイントするのは意外に難しいもの。
この部分は未就学児用にもう少し考慮してほしいかな、と個人的に感じました。
ポイント
読み上げ機能があるので、字が読めなくても大丈夫。
問題をやらせてみた感じ
ある程度の数は数えられるものの、まだ数の概念が分かっていない次女。
一つ一つ指差してモノを数えたりすることはできますが、足し算や引き算などは当然できません。
そんな次女にとって、初めての算数の勉強はどんな風になるのか。
驚いたことに、指で数えながらしっかりと問題に取り組んでいました。
数が大きくなってくると指が足らなくなるのか、「パパ、お手て貸してー」と言ってきて、僕を巻き込んで一緒に問題に当たっていきます。
問題が解けて喜んでいる次女の姿を見ると、僕も嬉しくなっちゃいます。
難しいけどやれるよ。パパ、これで合ってる?
思ったように正解できなくて「何で違うの!?」とたまに癇癪を起こして泣くこともある次女。
そんな時にどれだけ丁寧にフォローしてあげられるかが、その後のRISUきっずへの取り組み方や、算数の好き嫌いに直結してくるような気がしました。
親がどこまで伴走できるかが鍵ですね。
ポイント
未就学児でも意外とイケる!頑張る姿をしっかり見守ってあげよう。
実力テストは?
RISU算数の場合、開封して電源を入れるとすぐに始まるのが実力テスト。
ところが、RISUキッズにはこの実力テストがありません。
考えてみたら、未就学児にいきなり算数の力を求めるのは酷ですよね。
という訳で、RISUきっずは時間の余裕をもって開封しなくても大丈夫なので、届いたらすぐに始めましょう。
ポイント
RUSUきっずには実力テストはない。届いたらいつ始めてもOK!
始めて1ヶ月後
思っていたよりスムーズにタブレット学習に入っていけた次女。
保育園から帰ってくると、自分から「りす、やるー」とRISUきっずを取り出して始めるようになりました。
元々勉強する習慣もなく、教えられたこともない子ので、問題をやっても不正解の連続。
0点を何度も叩き出して「もうやだ!」と泣いてしまうことも…。
そんな時に役に立ったのが、送られてくる先生の動画。
先生というより、ゆっくり丁寧に優しく教えてくれるお兄さんとお姉さん。
1ヶ月が過ぎる頃には、分からなくなったらすぐに動画を見て先生に教えてもらうという習慣が身につくように。
下手に親が教えるより全然良いんじゃないかと、この辺りはRISUを使ったタブレット学習の利点を改めて認識させられました。
ポイント
先生動画はマジで役に立つ!うまく活用しよう。
2ヶ月が経過
ガンガン進めていくお兄ちゃんと、チャレンジタッチを併用しながらやっているお姉ちゃん。
そんな2人を見ながら、自分のペースで着々とRISUきっずを進めていく次女。
4歳ということもあって、問題に正解してもらえるポイントや、そのポイントを貯めてもらえるプレゼントには全く興味を示しません。
あるのはただ一つ、「正解して○をもらって、パパとママに褒めてもらう」このモチベーションのみです。
RISUきっずの景品もRISU算数と同じものが用意されているのですが、ポイント数も同じなので、もらうには遠い道のりです。
実際問題、景品をもらえるくらいのスピードで未就学児がガンガン勉強していくのは難しい。
ゆっくり理解していくのが最優先だと思いますので、まずは理解と習慣化、プレゼントは二の次でいきましょう。
ポイント
ポイントは意識せず、やったら褒めるを徹底してモチベーションを上げよう。
まとめ
今まで全く勉強する習慣がなかった次女。
我が家は、未就学児のうちは先取りであれこれ勉強させるより、走り回ったり、モノを作ったりして、勉強以外のことをさせる方針です。
ただ、兄姉の存在や保育園のお友達からの影響は少なからずあるようで、次女は何も教えられなくても自分から字を書き、数字を数えるようになっていました。
そんな中で突如現れたRISUきっずは、彼女の好奇心を刺激するのに十分な教材だったようです。
次女が小学校に上がったら学校からタブレット支給があるようですし、このままRISUきっずを続けていけば、算数の授業にもタブレット学習にもスムーズに入っていけるでしょう。
もちろん、就学前にこれだけ算数に慣れておけば、新1年生になって算数が嫌いにならなくて済みそうです。
お子さんに「算数嫌いになってほしくない!ぜひ得意になってほしい!」という親御さんには、お試しでやってみることをオススメします。